Transport infrastructure
交通インフラドメイン
空港設計で培ってきた技術を活かして
⻑年にわたり、⽇本の空港施設設計を⼿掛けてきた梓設計。交通インフラドメインは、航空分野の設計ノウハウを最大限活かし、港湾・鉄道、さらに陸送の分野にも日本並びに世界に向けて設計活動を展開していきます。
交通インフラの整備に関連した周辺地域開発の設計活動への展開を目標とし、社内外の開発・商業などの専門分野との連携を強化していきます。私たちは持続的な都市や国の経済発展に寄与し、⼈々の暮らしを⽀える施設づくりを⽬指します。
コンセプト

航空[ AirPort ]
圧倒的なノウハウで、
空港経営の多様化にも柔軟に対応
旅客ターミナルビルがその都市の交通結束点としての役割を果たしていくことから、施設並びに周辺地域が利用者にとって、より使いやすく、よりわかりやすい、より安全な設計となるよう努力しています。最近の施設設計のテーマとしては、①訪日外国人の増加への対応、②空港のコンセッション化に向けての展開、③海外の航空分野への展開などがあげられます。これらのテーマに配慮した設計に取り組み、これまで培った設計ノウハウを最大限活かし、旅客ターミナルビルだけでなく、格納庫や貨物ターミナルビル、管制塔など多くの空港施設に対して、国内並びに海外の空港への設計活動を積極的に行っていきます。
また、海外の航空分野においては日本政府の空港プロジェクトは勿論のこと、海外の民間ベースの空港プロジェクトへの設計参入の機会を得たいと考えています。中国、ベトナムを始めとするアジアでの設計活動の展開だけでなく、米国・欧州などへの設計活動の展開も準備中です。
港湾[ Port and Harbor ]
港中心の地域活性化を目指し、
各港湾にマッチした最適プランを
近年、航空分野と同様、訪日外国人の増加への対応から、港湾分野としてクルーズ船ターミナルが全国で展開されていることを注視しています。航空分野で培った施設の使いやすさへの配慮は勿論のこと、税関や入管などの出入国手続きに関する施設設計やユニバーサルデザインや館内サインなどの設計実績を活かし港湾分野への設計活動を展開していきます。また、敷地周辺状況にも配慮した総合的な設計提案を行っていきます。


鉄道[ Railway ]
駅としての合理的・効率的な機能を確保し、
にぎわい施設も充実化
近年、高速鉄道の分野に対し日本政府の技術協力が海外で推し進められていることに注視し、航空分野で培った施設の使いやすさへの配慮は勿論のこと、ユニバーサルデザインや館内サインなどの設計実績を活かし鉄道分野への設計活動を展開していきます。
ドメイン長メッセージ


原口 修
常務執行役員/交通インフラドメイン長
ヒト・モノ・情報の行き交う航空分野の中で、現在、日本並びに世界の空港のコンセッション事業や空港周辺開発も含めた空港の大規模事業は我々の設計に新しい転換期を与えています。
体操競技で例えると、1964年の東京オリンピックにウルトラCの評価難度は、現在、高度なH難度で評価されています。その演技の違いを容易に実感できることから2020年の東京オリンピックの日本人の活躍に大きく期待できることでしょう。我々設計者も、設計者に対する高度な評価レベルに対応し、次なる時代に向かって設計力の改革に取り組んでいくことが必要と感じます。
この時代に的確・迅速に対応するために全社一丸となり交通インフラドメインは、航空分野の設計ノウハウを最大限活かし、港湾・鉄道、さらに陸送の分野にも日本並びに世界に向けて設計活動を展開していきたいと考えています。