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Teamプロジェクトチーム

横浜文化体育館再整備事業
プロジェクトチーム

未来の日本のアリーナ文化を牽引するまちナカ、駅チカアリーナの実現。

横浜関内駅近くに建つ横浜文化体育館の再整備プロジェクト。メインアリーナとサブアリーナのふたつの建物で構成され、メインアリーナは、稼げるアリーナとしてイベントを重視したエンターテイメント型アリーナ、サブアリーナは、市民スポーツを支える体育館・武道館となる。今後、本格的にプロジェクトが動き出す。

  • 竣工予定
    [メイン]平成36年3月[サブ]平成32年10月
  • 所在地
    神奈川県横浜市中区
  • 用途
    [メイン]エンターテイメントアリーナ[サブ]市民体育館・武道館
  • 規模
    [メイン]延床面積約15,500㎡ 地上3階[サブ]延床面積約14,500㎡ 地上4階

横浜文化体育館再整備事業
プロジェクトチーム

未来の日本のアリーナ文化を牽引する
まちナカ、駅チカアリーナの実現。

Team Member

MASATO ISHINARI

石成 雅人

1991年入社

副主幹
設計責任者

SHINTARO OSUMI

大隅 慎太郎

2016年入社

意匠設計

KAZUYA TORAMOTO

虎本 和也

2011年入社

意匠担当

Interview

エリアマネジメントから導き出す、梓設計の答え。

石成

横浜市が関内・関外地区の活性化を目的とした事業を行っているなか、当再整備計画はリーディングプロジェクトのひとつに位置づけられています。市街地の中心部に建ち、まちづくりの中核を担う交流拠点として、“まちや人、文化をつなぐスポーツ施設”をテーマに、活気あるまちづくりをリードする集客力ある施設計画としました。

虎本

メインアリーナは、コンサートやスポーツイベントなど、エンターテイメント性を重視したエンターテイメントアリーナ。サブアリーナは、市民利用を重視した親しみのある武道館。2つの建物が持つ特性を活かしたデザインで、まち全体の魅力を高める新たな景観づくりを行いました。
メインアリーナは、人々を自然に誘う柔らかな曲線による構成とし、サブアリーナは、武道の精神性を強く表現するために、直線的で緊張感のあるデザインにしています。

石成

私たちが提案した『人とまち、文化をつなぐ』というコンセプトや、メイン・サブアリーナの役割の棲み分けは、横浜市の考え方にとてもフィットしたのではないかと思っています。提案の際には、横浜市がどういったスポーツ関連の施策を行っているのかなどを徹底的に調査し、現状に足りないものや理想のイメージを見極め、提案に盛り込みました。

にぎわいあるまちづくりをリードするアリーナを目指して。

虎本

メインアリーナの特徴は、客席がコの字型の劇場のような構成としていることです。現在の横浜文化体育館の特性を継承し、観客に魅せることを重視した計画としています。また、収容観客数も増やし、ボックスシートやラウンジなどのホスピタリティ機能も新たに追加しました。スポーツをビジネスとしてどう確立していくかを考えて施設をつくることで、まちへの波及効果を生み出せるのではないかと考えています。

大隅

サブアリーナは、市民に親しまれることをコンセプトに掲げ、より多くの市民が利用できる工夫をしています。アリーナと武道場を複層化したつくりになっているのが特徴です。また、アリーナの観客席の一部を、可動席とするなど可変性を高め、卓球場の利用を可能とするなど、稼働率の向上を図り、運営側の負担軽減を考慮した計画としています。

世界の先進事例をインプットしながら、アウトプットを磨いていく。

石成

スポーツ施設に関する知識や技術など最新情報は、可能な限りインプットできる体制をつくっています。最近ではニューヨークの2つのアリーナを視察に行きました。アメリカのスポーツの環境は、お客さまの楽しませ方やおもてなしが充実し、かつエンターテインメント性が優れているので、参考になるポイントが沢山あります。また、社内同士での情報交換も活発的に行っています。東京本社、大阪、九州、名古屋にスポーツ・MICEのドメインチームが点在しています。各々の拠点にいながら、お互いの情報を共有できる仕組みを整えています。

虎本

月に一度、スポーツ・MICE施設にかかわるコアメンバーが一同に集まるドメイン会議があります。その際によく情報を交換しています。ドメインメンバーを通じた情報共有や、海外視察で得たヒントを、意匠設計に活かしています。今回のメインアリーナの施設にも、選手の練習風景を観ながらくつろげるスペースを取り入れているのですが、これも海外の事例から着想を得たものでした。

石成

この施設も然りですが、私たちが手掛ける建築は、未来の世界に建つもの。様々な最新の情報に触れ、社会の動きを予想し、アウトプットに活かすようにしています。

ひとりひとりの想いが、建築を感動へ導く。

石成

虎本くんは、きちんと実績を貯めて、そこから新しいアイデアをはっきり主張していくタイプ。大隅くんは、要点を着実にとらえていく堅実さと、突如アイデアを提案する瞬発力のあるタイプです。それぞれの個性を持つ者同士が集まることで、いい建築ができていくんだなと思います。

虎本

僕はデザインを考える時、“みんなが楽しい場所づくり”を心がけています。実は、スホーツ施設をつくっているという意識は薄くて、楽しい施設をつくる心持ちでいるんです。スポーツをする人だけではなく、カップルやファミリーなど、人それぞれに合わせた楽しみ方のバリエーションを用意しておきたいんです。例えば、最近の野球場などでいうと、バーベキューをしながら試合観戦ができたり、食事やお酒を楽しみながらグループで観戦できたりなど、スポーツをしない人でも楽しめる、開けた空間に変化してきています。今後のスポーツ施設は、スポーツに関心がない人でもふらっと立ち寄れる場所になるといいなと思っています。

大隅

担当するプロジェクトの大小は関係なく、ずっとその土地に根づき続けられるような建物をつくりたいと考えています。建築は、いちど建てたら簡単に消せるものではありません。その時々の流行のデザインだけに目を向けるのではなく、100年経っても、そのまちのなかで輝き続けられる設計をできるよう心がけています。

石成

僕はマネジメントの立場で、彼らが出す新しいアイデアやデザインをうまく建物に反映することや、僕自身がこれまで培ってきた知識を継承することで、プロジェクト全体をよりよいものにしていきたい。先進性と伝統性をうまく掛け合わせ、建築を感動へ導きたいと考えています。

その他関連実績