Index
scroll
Work実績紹介
ヘルスケアドメイン
日本赤十字社中四国ブロック血液センター・広島県赤十字血液センター合同社屋
- 建築主
日本赤十字社
- 所在地
広島県広島市
- 竣 工
2012/05
- 階 数
6F
- 延床面積
13,549㎡
- 構造
S造(制振)
中国四国9県の血液事業を統括するブロック機能と、広島県内の血液供給を担う地域機能を併せもつ、全国初の合同社屋型の血液センター。広島市内の都市部に位置する立地条件の中で、血液の製剤を担う工場に近い施設でありながら、都市との景観調和に配慮したデザインを行っています。そのひとつが“赤十字プロムナード”です。隣接する原爆病院と元安川から赤十字プラザへ、誘いの骨格を形成しています。“赤十字活動の新しい展示館”をコンセプトに情報発信の主役となる“赤十字プラザ”と、市民へ憩いの場を提供する“リバーサイドテラス”の2つの顔を持つ施設としました。リバーサイドテラスが元安川に向けた水辺の開放空間である一方、赤十字プラザは緑景の開放空間です。
赤十字プラザは、血液事業にふれる見学コースの始まりの空間。赤十字プロムナードに沿って進むと自然に“3D映像のガイダンスホール”に導かれ、さらに“歩き廻って直に見る見学コース”から、大空間の製剤室や検査室内で血液を製剤する過程や検査する工程を目前に見学することができます。 また“水の都”と呼ばれる雄大な広島の自然を身近に感じながら仕事ができる、ここで働く人のための快適な職場環境づくりを行っています。