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Work実績紹介
文教・庁舎ドメイン
カーボンニュートラル・エネルギー国際研究所 次世代燃料電池産学連携研究センター
- 建築主
国立大学法人九州大学
- 所在地
福岡県福岡市
- 竣 工
2012/11
- 階 数
4F/B1
- 延床面積
9,704㎡
- 構造
SRC造
2007年度に文部科学省により創設された「世界トップレベル研究拠点プログラム（WPI）」の6つ目の最新拠点となります。本施設はトップレベルの研究所として、また九州大学伊都キャンパスの外部へ向けた顔として新たに建設されました。 学園通り側の大学の顔となるべき部分には、建物に大きく二酸化炭素の上昇をイメージさせる外形をつくり、その形を常に意識できるように、周辺の緑や背景の空に生える白色で表現しています。また、環境共生型施設として、クールピットや中央のガラスカーテンウォール部のソーラーチムニー、外部ルーバーによる日照制御、太陽光発電の外壁面設置などを行っています。
内部空間は北側に実験室、南側に研究室を主に配置し中央の吹抜階段によって繋げていくというシンプルな構成であり、白系統の色彩でまとめたインテリアも内外をシンプルな構成で連続しています。1階のエントランス、ホール、ホワイエ部分は、落ち着いた雰囲気を作り上げるように、木目調のインテリアを取り込み建物に来訪する方々に潤いを与えるようにデザインしています。
