Index
scroll
Work実績紹介
御船町恐竜博物館
- 建築主
御船町
- 所在地
熊本県上益城郡
- 竣 工
2014/03
- 階 数
2F
- 延床面積
2,533㎡
- 構造
S造
日本初の肉食恐竜の化石が発掘された熊本県御船町の、町立博物館の狭隘化にともなう新館です。 同時期に既存木造建築を改修した「観光交流センター」「子育てふれあい館」を併設させ、様々な目的で人々が集える「町民とともに成長する博物館」として町の新たな交流拠点を形成しています。
博物館は「展示・研究・交流」という3つの機能から構成され、見学動線を可能な限り長く設定。各々を結ぶことで面積以上の空間の広がりを持たせるとともに、階段・踊り場・EVを利用した上下方向の工夫により、多方向からの資料の観察が可能な計画としています。また、研究ゾーンは標本作製など各室を見学のできるオープンラボとし、博物館全体を展示空間とした試みを行っています。 外観は町のシンボルである「御船層郡」を表現した外壁パターンと、巨大な有機体を思わせる屋根デザインを採用したことで、シンボリックかつダイナミックな形態としています。