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Work実績紹介
越後妻有文化ホール・十日町市中央公民館 「段十ろう」
- 建築主
十日町市
- 所在地
新潟県十日町市
- 竣 工
2017/09
- 階 数
4F
- 延床面積
5,259㎡
- 受 賞
照明普及賞(2018)/グッドデザイン賞(2018)/AACA賞 優秀賞(2018)/JIA優秀建築選(2018)/照明デザイン賞 審査員特別賞(2018)/照明普及賞(2018)/新潟県建築賞 最優秀賞(2018)/東京建築賞 奨励賞(2019)
- 構造
RC造、一部SRC造
十日町市の文化会館と公民館の複合施設。街に回遊性を生み、賑わいをつなげる施設としている。
計画地の特徴は、中心市街地の幹線道路である東側の本町通り(国道117号)や南側の市役所通りは、敷地に面する間口が狭く双方の大通りから奥に入り込んだ形状となっている。そのため、2つの大通りをつなぐ雁木ギャラリーを設けた。雁木ギャラリーは、100mを超える歩行空間とすると共に市民活動の発表の場としている。外観は、ホールの大屋根と開放的な雁木ギャラリーによるシンプルな構成としている。
大屋根は、建物ボリュームを鋭く削ぎ落とし、時の移ろいと共に陰影によりカタチを変える。また雁木ギャラリーの天井は、新潟県産の杉を使用した木ルーバーで、降雪期でも市民を木の温もりを感じながらやさしく迎える構えとしている。そして、この天井ルーバーには、光の演出「光織り」が組み込まれ、夕刻になれば建物の表情は、十日町着物を纏うよう一変する。