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Work実績紹介

スポーツ・エンターテインメントドメイン

俵山多目的交流広場

  • 建築主

    長門市

  • 所在地

    山口県長門市俵山1356番地

  • 竣 工

    2018/07

  • 階 数

    2F

  • 延床面積

    2 m²

  • 構造

    木造+RC

長門市のラグビーW杯2019キャンプ地招致事業として、天然芝と人工芝ピッチを備えた俵山多目的交流広場に対して、新たにクラブハウスや屋根付観客席、夜間照明、ラグビーゴール等を整備し、W杯の公認キャンプ地として、またその後もスポーツを通じて交流人口が拡大し、合宿利用による宿泊需要の増加など、地域経済の活性化等、スポーツツーリズムへの寄与を目的とした再整備計画である。
クラブハウスは、ラグビーをはじめスポーツによって長門市と日本全国、そして世界とをつなぐゲート(門)をコンセプトとして、元乃隅稲荷神社を想起させる特徴的な門型の木架構と、背景に広がる美しい山の稜線を切り取る水平に伸びる屋根によって長門の歴史や俵山の美しい自然と調和する建築を目指した。
木造部は木質ラーメン構造により最長8.6mのスパンを大断面集成材により実現しており、木材は長門市産の杉を使用している。
クラブハウス1階には2層吹き抜けの開放的なエントランスのほか、選手が直接ピッチへ出入り可能なロッカールームなどを配置し、2階にはキャンプ実施時に必要となるチームルーム、マルチメディアルームを設け、チームルームとつながるデッキテラスは、ピッチや俵山の雄大な眺望を取り入れた開放的な半屋外空間となっている。

撮影:有限会社ブリッツスタジオ 石井紀久

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スポーツ庁、経済産業省ではスタジアム・アリーナ改革指針が整備され、また観光庁ではスポーツツーリズムの推進によるイ ンバウンド拡大の促進が進められています。これからのスタジアム・アリーナは、地域経済の「核」となる施設、地域振興の 起爆剤となる施設として、日本の経済成長や地域活性化のためになくてはならないものになっています。

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