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Work実績紹介
文教・庁舎ドメイン
小林市庁舎
- 建築主
小林市
- 所在地
宮崎県小林市細野300番地
- 竣 工
2018/03
- 階 数
本館(行政棟)4F 東館(議会棟)3F
- 延床面積
7,197㎡
- 受 賞
ウッドデザイン賞/照明普及賞(2017)/日本建築家協会優秀建築選/第13回 建築九州賞 佳作作品/第23回木材活用コンクール 木材活用賞
- 構造
本館(行政棟)S造+SRC造 東館(議会棟)W造
本館(行政棟)と東館(議会棟)の2棟構成で、東館は一般流通の接合金物と地産木材を使用した3階建木造建築です。 木の伐採から建方まで、県内・市内で完結できるようにし、光や視線を通す格子状の耐震壁「KB-WALL」は産学官共同で開発・実用化しました。 その耐力壁をモチーフとした木格子を本館と東館のガラス越しに見える範囲に設けることで、2棟の意匠的な統一性を図りました。 地元の資源・人材・産業による大規模木造庁舎を実現化することで、地元林業の活性化と豊富な森林資源の循環利用を促したり、太陽光発電や井水利用、床輻射冷暖房の活用など様々な環境手法を取り入れ、環境保全に寄与する新庁舎を目指しました。 また、窓口に行く予定のない方も、気軽に訪れ時間を過ごすことのできるように、様々な「溜まりの空間」を造り家具を配置したり、市民が活動できるスペースを設け「市民の日常生活や活動を支え寄り添う市庁舎」となることを目指しました。