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Work実績紹介

物流・生活インフラドメイン

岡山市東山斎場

  • 建築主

    岡山市

  • 所在地

    岡山県岡山市

  • 竣 工

    2019/03

  • 階 数

    地上3階・地下1階

  • 延床面積

    5,288 ㎡

  • 受 賞

    照明普及賞(2020)

  • 構造

    RC造

  • 炉数

    14基 (内、大型4基)・動物炉1基・胞衣炉1基 計16基

「晴れのくに岡山」のふるさとを感じる斎場

岡山駅から車で15分ほどの場所に、既存斎場を運用しながらの建て替え計画です。 周辺が墓地に囲まれた限られた敷地内に、合計16炉の火葬炉をコンパクトに計画した、全国でも珍しい3階建ての都市型の斎場です。

故人の最期の場としてふさわしい空間として、「晴れのくに岡山」を感じる光の演出をそれぞれの葬送シーンに沿って演出しました。
車寄せは2会葬を同時に受付できる長さと広さを確保し、県産スギルーバーで温かく迎え入れます。エントランスホールは、県産スギの格子天井から降り注ぐ柔らかい間接光で心落ち着くやさしい空間とし、告別室はトップライトからふるさとの自然光を取り入れ、故人との最期のお別れにふさわしい場を作りました。

会葬者の心情への配慮として、中庭を設けるなど内に開いたデザインとしました。 周囲の墓地への眺望に対して、伝統的な七宝模様のアルミキャストスクリーン(桃の花をデザイン)により緩やかに視線を遮りながら、上部の空と足元の緑を取り込む工夫を行っています。また待合ホールの2層吹き抜け部に面して中庭を配置し、岡山平野を表現した庭園を設けました。
待合室のサインは、後楽園に咲く四季折々の花をあしらったデザインとし、エントランスホールの備前焼の目隠し壁など、岡山らしさを随所に取り入れた斎場としました。

撮影:㈱エスエス 大阪支店 酒井文明

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物流・生活インフラドメイン

暮らしのあり様が多様化する現代において、システム、プログラム、ソフトからの要請により、望まれる建築の姿、価値は日々進化しています。特に、社会基盤といえる生活インフラ施設は、建築物として稼働を開始した後も長期にわたりその変化に追従できるものでなくてはなりません。

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