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Work実績紹介
都市・商業ドメイン
YOKOHAMA HAMMERHEAD
- 建築主
新港ふ頭客船ターミナル株式会社(構成:株式会社YNP<横浜岡田屋、藤木企業、小此木、川本工業>、T・Yホールディンググス、横浜グランドインターコンチネンタルホテル、野村不動産)
- 所在地
神奈川県横浜市
- 竣 工
2019/09
- 階 数
地上5階
- 延床面積
29,570㎡
- 構造
S造
- 設計・監理
梓設計
- 商業エリア
リックデザイン(内装デザイン)
- ホテルエリア
日建スペースデザイン(内装デザイン)
- ランドスケープデザイン
戸田芳樹風景計画(共用/ホテルエリア)
- 商業エリア植栽
SOLSOFARM
- 照明デザイン
WORKTECHT&Co.JP(ファサード照明、共用ランドスケープ照明、ホテル内装照明)
新たな横浜を代表する国際客船ターミナル、水際をさらに盛り上げる商業施設、世界中の旅人をもてなすホテル。三方を海に囲まれた新港ふ頭に、これらを1つの複合施設として整備するビッグプロジェクトの機会に恵まれた。
ハンマーヘッドクレーン。新港ふ頭の突端に鎮座するこの大きな土木建造物は、1914年、日本で最初の湾港荷役専用クレーンとして整備された。金づちに似た形状からハンマーヘッドクレーンと呼ばれ、以降100年以上経った今でも、新港ふ頭のシンボルとして横浜の海を見守ってきた。ある日のオーナー陣の会議において、施設の名称を『HAMMER HEAD』とする発表があった。
「大さん橋」や「赤レンガ」のように、その一言でこの場所や歴史が同時に想起される言葉にしたい!という思いからであった。
この言葉がプロジェクトを一気に加速させた。
その瞬間、悩んでいたデザインが、潮風に負けずに立つ無骨な姿が、このプロジェクトのあるべき姿が見えてきた。
「ハンマーヘッドクレーン」によって楊重された貨物が街に運ばれるように、若き『HAMMER HEAD』が世界にその名を運び、街に賑わいを運ぶ姿が。