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Work実績紹介
ヘルスケアドメイン
品川リハビリテーションパーク・品川区立大崎図書館
- 建築主
河野臨牀医学研究所 ・品川区
- 所在地
東京都品川区
- 竣 工
2018/03
- 階 数
地上8階、地下1階
- 延床面積
11,581㎡
- 受 賞
IAUD国際デザイン賞2021 金賞(2022)/照明普及賞(2018)
- 構造
鉄骨造一部鉄骨鉄筋コンクリート造
- 病床数
130床
東京都品川区の御殿山小学校跡地に建つ全国的にも珍しい病院+老健+図書館の複合施設である。主なフロア構成として1階を病院外来機能、2階を図書館、3,4階を老健の療養室、5~7階を病院の病室としている。
「リハビリテーションパーク」は医療・介護・在宅のシームレスなサービスの提供による都市型地域包括ケアの拠点をつくる構想であり、病院と老健のみならず図書館や隣接する小学校等の周辺施設と連携しながら地域に貢献することを理念としている。
私達は「都市の憩いの場をつくる」「憩いの場を地域に広げる」を設計コンセプトに、病院、老健、図書館がばらばらに存在するのではなく、「憩い」を軸として3施設が包括されたひとつの「場」をつくりだすことを考えた。外観は重層する軒と植栽による構成で統一し、憩いの場のコンセプトを地域に発信している。同時に、軒天はフルハイトの開口部を通して居室天井と連続することで明るく開放的な内部空間をつくりだし、植栽は無機質になりがちな上層部の居室に彩りを与え、豊かな居住空間をつくりだしている。