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Work実績紹介

文教・庁舎ドメイン

門川町庁舎

  • 建築主

    門川町

  • 所在地

    宮崎県東臼杵郡門川町

  • 竣 工

    2021/03

  • 階 数

    地上4階

  • 延床面積

    5,751㎡

  • 構造

    鉄骨鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造(免震構造)

市街地にほど近い小高い丘の一角に位置し、津波災害時にも防災拠点施設として最大限の機能を発揮するために高台へ移転した。古くからまちを見守り続けてきた神社とともに高台からまちを見守る鎮守の森として緑豊かな景観を形成し、町民に安全と安心感をもたらす「かどがわ防災の丘」の創出をコンセプトに設計を進めた。
北側住宅への影響の配慮と駐車場の効率的かつ最大限確保のため、敷地の南東側に寄せて建物を配置し、災害時には広い駐車場の一部を防災活動拠点として利用できるとともに、ふもとのまちの様子の確認と迅速な災害応急対策への移行を可能とした。
建物周囲のバルコニー手摺は、北側は住宅への配慮としてRC造の手摺を高くし、門川湾やふもとのまちが広がる南東に向かってはガラス手摺で視界を広げた。
1階に小規模な催し物やまちづくり活動等が開催できる町民ラウンジやギャラリー兼会議室を設け、眺望が開ける4階には展望ラウンジや展望テラスを設け、町民の憩いの場となるようにした。

撮影:南九州フォトサポート 白木つとむ(内観)

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