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Work実績紹介

交通インフラドメイン

東京国際(羽田)空港 第2ターミナル国際線施設

  • 建築主

    日本空港ビルデング株式会社

  • 所在地

    東京都大田区

  • 竣 工

    2020/02

  • 階 数

    地上5階

  • 延床面積

    66,154㎡

  • 受 賞

    照明普及賞(2021)

  • 構造

    S造、一部SRC造

近年の国際線発着枠増加に伴う施設機能の強化のため、本施設は、供用中の第2ターミナルに国際線施設の増築を行いました。一方で、多様化する自然災害に対し、航空ネットワークを駆使した人的・物的拠点としての空港の役割を社会的にも重要視する現状があります。
上記のニーズに応える「新たな空港」を設計するため、「ハード整備での空港利用者の安全・安心確保」実現のため、性能試験やモックアップ検証、ディテールまでこだわりぬいて計画・設計・監理を行いました。
具体的には、「屋根の軽量化」「天井物の落下リスク軽減」「既存躯体への影響最小化」を計画コンセプトの軸とし、「ETFE膜によるクッションタイプ3層膜屋根構造」と「5つの円の曲げと重ねによるダイナミックな片持ち面的支持構造フレーム」を提案、具現化しています。
特に、「ETFE膜によるクッションタイプ3層膜屋根構造」は、屋根耐火や屋根断熱の性能確保に向けた技術開発に取り組みました。これは、設計当時では世界初の技術であり、SDGsや日本の科学技術発展にもつながる取り組みとなりました。

撮影:エスエス東京 ミヤガワ

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交通インフラドメイン

⻑年にわたり、⽇本の空港施設設計を⼿掛けてきた梓設計。交通インフラドメインは、航空分野の設計ノウハウを最大限活かし、港湾・鉄道、さらに陸送の分野にも日本並びに世界に向けて設計活動を展開していきます。

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