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Work実績紹介

文教・庁舎ドメイン

M-cube棟

  • 建築主

    国立研究開発法人物質・材料研究機構

  • 所在地

    茨城県つくば市

  • 竣 工

    2019/02

  • 階 数

    地上4階

  • 延床面積

    4,936㎡

  • 構造

    RC造

M-cube棟は、国立研究開発法人物質・材料研究機構の並木エリアに位置し、産業界と研究機関を結んでオープンイノベーションを推進する研究拠点です。『産学官が協働し、化学系と情報系が融合した研究拠点づくり』という設計方針のもとに、多様性の時代に対応できる研究施設を日指しました。 施設は、3層吹抜けの階段状の交流空間「コミュニケーションステップ」を中心に北側に実験室、南側に研究室を配置しています。コミュニケーションステップを中心として、移動や休憩、打合せなどの行為の中から、研究者間の会話や交流が自然と生まれることを意図しています。トップライトにより自然換気や自然採光を取り入れながら、時間や天候の変化も感じられる空間とすることで、研究空間とは異なる発想の転換を促す場としています。 並木地区のメインアプローチに面した南側外観は、白い有孔析版を水平に積層させ、光と風を透過するスクリーンにより顔づくりを行っています。東西面は開口部を必要最低限に絞り日射負荷の抑制を図りつつ、階段はガラスを主体とした外観とすることで、周辺の豊かな緑を内部空間に取り入れています。

撮影:雁光舎 野田東徳

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