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Work実績紹介
ヘルスケアドメイン
兵庫県立はりま姫路総合医療センター
- 建築主
兵庫県
- 所在地
兵庫県姫路市
- 竣 工
2021/11
- 階 数
地上12階
- 延床面積
93,664㎡
- 構造
病院棟/S造(一部SRC造)基礎免震構造
県立姫路循環器病センターと製鉄記念広畑病院を統合再編する736床の新病院です。
公立病院と民間病院の統合新病院、病床数736床、建物規模90,000㎡超の総合病院は兵庫県下
最大、全国的にも公立病院として最大級のプロジェクトであり、梓設計としても公立病院としては過去最大の設計監理実績となりました。
計画は両病院の診療機能を継承・発展させた高度専門・急性期医療を提供する中核的な病院と位置付け、播磨姫路圏域の医療人材育成の拠点づくりを行っています。
建物はキャスティ21イベントゾーンに位置し、世界文化遺産都市姫路の都市計画を踏まえたまちづくり的視点を具現化しました。
病院棟、放射線治療棟、大学を併設した教育研修棟、駐車場棟で構成された複合する建築群をデストリアンデッキ(タウンデッキ)により有機的に繋げています。
病院棟は3層吹抜けのメディカルモールを中心として外来と診療エリアを機能的に分割し、動線を簡潔にすることで高い案内性と利便性を追求しています。1階は救命救急センターを中心としてアンギオや画像診断、EICUと救急病棟を隣接配置し、ヘリポートや3階の手術室との効率的、機能的な連携を重視した。病棟は1フロア2看護を基準とし、スタッフステーションを中心とし
た看護動線の短い効率的な病棟計画や院内物資の搬送システムによる院内業務の効率化を意図しました。
また、「姫巡り―ひめぐり」をコンセプトに姫路のまちなみを建物内外に点在させながら、姫路らしさを実感できる環境づくりを行っています。