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Work実績紹介
都市・商業ドメイン
白金一丁目東部北地区市街地再開発事業(白金ザ・スカイ)
- 建築主
白金一丁目東部北地区市街地再開発組合
- 所在地
東京都港区
- 竣 工
2023/02
- 階 数
地上45階 / 地下1階
- 延床面積
134997.82㎡
- 構造
RC造、一部S造
本事業は「安心して快適に暮らし続けられる安らぎとゆとりのあるまちづくり」を目指しました。道路拡幅や公園新設等の公共施設(都市基盤施設)の充実と併せ、計画敷地内には緑豊かな中央広場や歩道状空地、並びに古川沿いの歩行者通路といった地区施設を整備し、地域に不足していた憩いの場としてのオープンスペースを創出しました。施設建築物の外観は超高層の東棟、低層の中央棟、高層の西棟、中層の工場・病院棟と4棟構成ですが、建築確認申請上は「一棟建物」となっています。これら外観上の4棟を敷地東側の都道放射1号線(麻布通り)から計画地西側の区道第840号線(大久保通り)側に向けて(用途地域的に商業系の東側から住居系の西側に向けて)建物高さが低くなるように配置し、周辺地域の住環境に配慮したスカイラインの形成を図りました。また従来からの古川の浸水被害等の改善を目的に、計画敷地地盤高自体を約1m高くしています。施設建築物は地域に密着し都市型産業を支えてきた従前の事務所・工場や病院等を組み入れ地元の生活再建に配慮しつつ、定住性の高い良質な大規模集合住宅を導入し、居住・業務・商業等の機能が融合した魅力ある複合用途建物としました。建物低層部には居住施設の生活利便施設としては欠かせない商業・医療・子育て支援施設等を整備し、特に南側の道路や広場に面する部分には歩いて楽しい沿道型店舗を配置することで、賑わいや表情豊かな街並みの形成を図っています。この低層部には 共通のデザインモチーフを用いることで、街全体の一体感や調和を図った都市デザインとしています。集合住宅の住戸数は権利者住戸と分譲住戸を合わせ1,247戸で、住戸タイプはファミリータイプを中心に、単身者や高齢者等多様な世代に対応したバリエーションが多い「都市型住宅」としています。