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Work実績紹介
ヘルスケアドメイン
東京女子医科大学附属足立医療センター
- 建築主
学校法人 東京女子医科大学
- 所在地
東京都足立区
- 竣 工
2021/04
- 階 数
地上10階、地下1階
- 延床面積
60,291.63㎡
- 構造
SRC造、一部S造
- 病床数
450
東京女子医科大学附属足立医療センターは足立区の目指す「エリアデザイン」の一環である江北駅前再開発の目玉として、「地域医療とまちづくりの拠点となる『開かれた病院』の実現」 をコンセプトに、
①多様な利用者の利便性の向上
②教育研修機能の充実
③大規模災害における東京都区東北部二次保健医療圏の中核病院の整備
④女子医大の歴史と伝統の継承
という、4つのテーマに基づき計画した。
特に③大規模災害における東京都区東北部二次保健医療圏の中核病院の整備を実現するため、地震時にも医療継続を実現する免震構造の採用をはじめ、敷地内のマウンドアップや防水扉、災害医療の要となる救急・放射線部門を2階に配置するなど、万全の水害対策を施している。
また④女子医大の歴史と伝統の継承については、東京女子医科大学病院(新宿区)の旧一号館をはじめとした歴史ある建物デザインを継承する重厚感と、高層階に進むにつれて明るく温かみを持つ外装タイルによって、親しみやすさと安心感・信頼感を感じられる足立区のランドマークに相応しい大学附属病院を目指した。
工事期間中にまん延した新型コロナ感染症への対応として、感染症患者の受入れ等、想定される様々な運用に対応可能な施設を目指した。